岡山｜倉敷｜用語解説｜相続｜生前対策①

岡山、倉敷で不動産をお持ちで、

相続について検討する必要のある方に

有用な情報を発信しています。

 

相続といっても、

金融資産がそんなにあるわけでもないし、

関係するのかしないのかもわからない方は、

予め税務署や税理士に相談されることを

おすすめします。

 

相続には、被相続人（資産名義人で亡くなった本人）

が亡くなった後だけが相続ではありません。

 

被相続人の生前対策が相続対策の肝でもあります。

 

相続の生前対策には、主に3つあるとされています。

 

【遺産分割対策】

相続財産が金融資産などであれば、

遺産分割となる遺産分けは、

容易だと思いますが、

不動産や非上場の自社株式等は、

容易（短時間）に分割することは

難しくなります。

 

これらの遺産分けの場合、

対策をせずに相続が開始された場合、

分割がまとまりづらく対立を生むこともあります。

 

遺産分割が未了の場合は、

口座も凍結となり、

資金繰りや相続税の納付などに支障をきたすことになり、

相続登記もできないために不動産の売却もできません。

 

ただでさえ不動産の売却には時間がかかるため、

このような事態を避けなければなりません。

 

かかる事態を避けるための手段が

生前の遺産分割になります。

 

生前に遺産分割を予めしておくことで、

相続開始時に迅速に相続登記もでき、

現金化に時間のかかる

不動産の売却すぐもできます。

 

予め遺産分割で遺産について

精査しておくことで、

適正な価格で不動産を売却するための

準備と戦略もとれます。

 

また、売らずに保有した方がよい不動産を

あせって売却することも防ぐことにつながります。

 

相続が発生するのかを税務署や税理士に確認し、

不動産等、売却や分割に時間と準備をしておくことで、

適正な価格での土地や建物などの

不動産売却ができますし、

売却せずに保有した方がよい不動産かどうかを

確認することができます。

 

ご所有の不動産の価値や相場の確認、

買取の有無や査定額の確認、

不動産の有効活用方法などを

分割が難しく時間のかかる不動産に関しては、

予め不動産業者に確認しておくことをおすすめします。