岡山｜倉敷｜不動産売却｜相続｜相続の生前対策②

岡山、倉敷で不動産をお持ちで、

相続について検討する必要のある方に

有用な情報を発信しています。

 

相続といっても、

金融資産がそんなにあるわけでもないし、

関係するのかしないのかもわからない方は、

予め税務署や税理士に相談されることを

おすすめします。

 

相続には、被相続人（資産名義人で亡くなった本人）

が亡くなった後だけが相続ではありません。

 

被相続人の生前対策も重要な相続対策でもあります。

 

前回は「遺産分割対策」をご紹介しました。

 

今回は「相続税の対策」をご紹介します。

 

一定額以上の相続財産がある場合は、

相続開始から１０か月以内に相続税申告を行い、

現金（原則）で納付しなければなりません。

 

納税期限までに納付しないと、

延滞税などペナルティーが科せられます。

 

特に相続財産で不動産の割合が高い場合は、

相続税の現金納付の対策を相続が始まる前から

着手しておくことが大切になってきます。

 

不動産は金融資産に比べて、

現金化までに時間がかかります。

 

対策をせずに相続税の納付期限に追われて、

不動産の売却などを急ぐと、

買いたたかれ相場より安く売却することになるなど、

せっかく譲り受けた相続財産を目減りさせて

しまうことにもなりまねません。

 

また、相続税は超過累進課税なので、

相続税の納付額が大きくなるほど

税負担は大きくなります。

 

相続税の負担額を減らしていくことも

重要になってきます。

 

現金をお持ちの方には、

年間１１０万円までの非課税枠を利用して、

子や孫に財産贈与していきます。

 

仮に子と孫の２人に年間１１０万円の贈与契約を

結んで、１０年間贈与した場合、

 

１１０万円×２人×１０年間＝２２００万円

 

これだけの相続対策ができる可能性があります。

 

不動産を購入する一般的に不動産は、

金融資産を１００％だとすると、

取引価格に対して、土地なら８０％、建物なら７０％

に対して課税されるいわれています。

 

不動産を購入するというのも相続対策の

一つのようです。

 

では現金がない場合はどうなのか。

 

その場合は、なるべく早めに不動産を

有利な売却を実行するために準備を

することになります。

 

お早めに不動産業者などに相談し、

準備を早めにすることをおすすめします。

 

※税金に関することは、税理士や税務署等の

専門家にご相談ください。