３岡山県倉敷市｜不動産売却にかかる費用（建物解体費用）

倉敷市で不動産売却（中古住宅）をする場合、

場合によって検討の必要があるのは、建物の解体です。

建物の解体費用は高額ですので、気になるところですよね。

 

倉敷市の立地する岡山県は、

地震等災害が少なく温暖で住みやすい地域ですが、

地震災害に見舞われていない分、

築年数の経過した住宅が多く存立しています。

 

築年数の経過した建物は、

悪く言えば古いのですが、

古民家に対する私の個人的な感覚でいうと、

味のある広く贅沢で魅力的な不動産物件です。

 

岡山県倉敷市は関西、山陰、四国、広島（九州）との

交通の要衝で港湾都市であることから、

贅沢な造りの家屋が多いように思います。

 

そんな魅力的な建物（戸建て）ですので、

築年数の経過した建物であっても、

そのまま中古戸建ての売却で検討できます。

 

しかし、建物の建つ土地が大きく、

リフォームして住むのも難しいくらい

古く傷んだ建物の場合は、

有利な売却のために、解体することも

必要となる場合もあります。

 

家を建てる人は、土地を購入して、

家を新築するという行為が必要になるため、

そこに古い建物が建っていると、

面倒だったり分からないことがあったりするので、

古屋のある土地は、

避けられやすい傾向があります。

 

そのような場合など売却しづらい場合は、

建物を解体して土地として売却することも、

選択肢として検討する必要があります。

 

建物を解体して、土地を売却することとは、

〇大きな土地の場合、そのまま不動産業者に売却

〇住宅敷地に適当な広さの土地の場合、個人の買手に売却

 

なぜ宅地が何個も作れるくらい大きな土地を

業者にそのまま売却するのかというと、

「不動産を自分で売却することを業とする」には、

宅建業の免許を受けている必要があります。

 

宅建業法という法律で定められているため、

免許なく土地を切り売り（分譲）販売することはできず、

免許のある不動産業者に売却することになります。

 

不動産業者は買い取った土地を分譲販売して、

不特定多数に業として販売します。

※非免許で不特定多数に繰り返し販売することがNG

 

※不動産業者への建物買取の査定も、

古屋があるかどうかが関係します。

 

一方、適切な大きさの土地は、

住宅を建てるための土地を

探している人にそのまま売却できます。

 

業者に売却する場合も、

個人の買い手に売却する場合も、

解体せずに古屋付きの土地として

売却することも可能です。

その場合は、解体費用分値引いた売却額で

募集します。

 

いくらで、いつ売却できるのか、

分からない状態で初めに解体費用など

大きなお金を出すことを避けたいのも当然です。

 

それでも土地のみのシンプルな方が、

売れやすいように感じます。

実際に土地を現地確認して頂く際も、

古屋が立っている状態よりは、

更地の方がやはり売れやすいと感じています。

 

気になる解体費用ですが、

建物によって費用はまちまちですが、

概ね通常の広さの木造の建物ですと、

１５０万円～２００万円くらいだと感じています。

 

しかし、鉄骨等木造意外だと高くなりますし、

意外な高額出費になってしまうのが、

建物内に残された家財等残置物の処理です。

 

場合によっては、残置物処理費用が、

建物解体と同額となることもあるくらい

家財等の残置物処理はお金がかかります。

 

日ごろから必要ないものは、

少しずつ処分するなどしておくことを

おすすめします。

 

状況によってケースバイケースですし、

その状況に即した方法をご提案いたしますので、

中古戸建て等、不動産売却をご検討の際は、

お気軽にご相談ください。